夏は暑いので沢山汗をかきますが、「汗をかくこと=代謝が良い」・・・訳ではないので、ご注意ください。
汗には「1.基礎代謝を落とす汗」と「2.基礎代謝を上げる汗」の2種類があります。
1.基礎代謝を落とす汗:悪い汗
体脂肪が熱を吸収して、常に高温の熱が脂肪に溜め込まれているために出る汗で、温度調節の機能による発汗効果です。
基礎代謝を上げるために重要な栄養素である「マグネシウム・カルシウム・鉄など」が、流れ出てしまうベタベタな汗なので、代謝を悪くさせてしまいますΣ( ̄ロ ̄lll)
悪い汗は、運動不足や寝不足、食生活の乱れ、ストレスが原因です(´;ω;`)
2.基礎代謝を上げる汗:良い汗
体の芯から温めて出る汗は、マグネシウム・カルシウム・鉄などの、ミネラルを体にとどめたサラサラの汗なので、代謝をアップさせます(^^♪
運動によって筋肉から熱を発し出る汗、体の芯から温まって出る汗は、良い汗です(^^♪
体格の良い方が、汗を沢山かいても痩せないのは、外気の暑さを体内の脂肪がため込んでしまい、体温が上がらないように汗をかいて体温調整をしている汗なので、代謝が良いから汗をかいている良い汗では無いのです。
悪い汗を良い汗に変える方法
1.肘から先と膝から下を温める。
ゲルマニウム温浴で経験された方もいらっしゃると思いますが、汗腺は脳から遠くなるほど老化しやすいので、末端側を集中的に目覚めさせる方法です。
脚と手だけを温めるだけで、体全体があたたまり発汗が促されます。
自宅では、お風呂の浴槽にお風呂用の椅子を入れて、42度のお湯に座った状態で膝下、肘から先を10~15分温めると同じ効果が得られます(#^^#)
2.軽い運動等で、体を動かし汗をかく習慣を身につける。
汗をかくことで、汗腺の発達が促進されます。
室内は、エアコンで体が冷えやすい環境なので、足元や腰回り等冷えを防ぐ対策や、汗をかいた直後に急激に冷やさない等、気をつけてくださいね。