暑い日は、冷たい飲み物、アイスクリーム、ビール等、とっても美味しく感じますが、冷たい物の摂りすぎには注意が必要です。
寒い冬は携帯カイロ(ホカロン)やブランケット等で、体を温めるように気をつけますが、夏は暑さをしのいでいる間に、体内(内蔵)が冷えてしまい、そのことに自分自身で気づかない事があるのです。
エアコンの冷風に当たり過ぎたり、冷たい物を食べ過ぎたり、涼しいと感じながら、実は内臓が冷え切ってしまっている場合があります。
冷えによる体の不調とは・・・?
冷えによる自律神経の乱れ、血流やリンパの流れが悪くなり、体温調整がうまくできなった状態で暑い屋外に出ると、急激な温度差に対応できず体温が急上昇し、熱中症をひきおこす危険性が高くなってしまうのです。
また、水分の代謝低下、胃腸の働き低下などで、お通じへの影響が出てきます。
夏お腹を壊しやすい人が多いのも、内臓の冷えによる症状の可能性が高いです。
では、どんな対策を取れば良いのでしょうか?
・ホットドリンクで内蔵を温める
暑い時に冷たい飲み物は「美味しい!」ですよね。
これをホットドリンクに代えるのは、ちょっと難しいので、冷たいドリンクを一気飲みしない、大量に飲まないこと!
アイスクリームを食べながら、冷たい飲み物は避ける・・・
冷たい飲み物を少し飲んだ後は、ホットドリンクを飲みましょう!
とにかく、お腹を素手で触って「冷たい」と感じたら、ホットドリンクで内蔵を温めましょう。
・体をあたためる
夏はシャワーで汗を流す事が多いと思いますが、時間がある時にはお風呂にゆっくりつかって、体全体をあたためてください。
38~40℃の「ぬるめのお湯」に10~20分、体の芯からあたたまり、リラックスすることで、疲労回復にもつながります。
・首を冷やさない
手首、足首、首を冷やさないように気をつけましょう。
冷房や扇風機の風が直接当たらないように、ストールやブランケット、カーディガン等で、手首、足首、首を寒さから守ってください。
外気と室内の温度差が大きいこの時期は、汗をかいて冷えやすかったり、水分を摂り過ぎて代謝がうまくいかないと身体が重くだるくなることもあるので、体調を崩さないように、夏は特に体の冷やし過ぎに注意してくださいね。